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 第一 調停委員の暴言

 八月に最初の調停があり、十月の調停を仕事の都合で延期してもらい、十一月に二回目の調停がありました。お父さんは受付で期日カードを提示し、相手方待合室で前回と同じく一時間待たされた後、女性の調停委員から声をかけられ調停室に入りました。

「前回から時間が経ってしまったので忘れちゃったよ」
 男性委員が挨拶代わりに薄く笑い、すぐに真顔になって本題に入りました。
「奥さんは、あなたの言葉の暴力に耐えられない。離婚しないなら裁判にかけると言っています。それに、あなたの援助を受けながら、実家で暮らして子供を育てたいとの希望ですよ」
「…………」 
 お父さんの様子を窺うように、上目遣いで続けました。
「あなたは、裁判所に提出した記録を見ると離婚の意思に変わったようですね」
 男性委員が見ているペーパーは、前回十月予定の調停を延期してもらった際、担当の女性書記官から理由書を提出するよう求められ、お父さんがFAX送付したもので、その文書の最後に、離婚を決意したと書いてあることを指摘しているのです。
「いいえ。私は離婚など考えていません」
「だって、ここに決意したって書いてあるじゃないですか」
「その文書は、仕事で都合が悪く、延期をお願いしたその理由を書いたものです。最後の一行は、嫌がる人を無理やり連れて帰れないという意味です。本当に最後はそれも仕方ないということです」
「だけど、奥さんは、あなたの言葉の暴力に耐えられないと言っていますよ。もう離婚しかないと。調停だって何時までもやっていられないんだから、どこかで結論を出さないとね」
「先生。私にとっては、まだ二回目の調停ですよ。前回は、お金を下ろしてもいいか。車を使っていてもいいか。この二つだけじゃありませんか。京子が離婚調停を申し立てた理由さえ聴いていません。なのに、どうしていきなり離婚ありきの話になるのですか。それに、子供たちとだって突然引き離され、生きているのかも、死んでいるのかも知らないんです。もっと話をしてから決めることではありませんか」
「そんなこと何時までも言うんなら、こっちは裁判やってもらえばいいんだから。全然困らないから」
 男性委員は突き放すよう、部屋の窓に視線を向けました。
「先生。先ほどから私の言葉の暴力に耐えられない。離婚しかないとおっしゃいますが、ならば、私の言葉の暴力とは何なのか具体的にお話しください」
 お父さんは逆に質問しました。
「そんなこと、いちいち具体的に確認してないからわからないよ。とにかくね、奥さんは、あなたに怯えているんだよ」
 お父さんが質問したから怒っているのかな?
 男性委員は語気を強め、顔が紅く染まりました。上気しているのがわかります。

 でも、確認もしていない……って?



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【2012/09/20 20:28】 | 感謝の言葉とお知らせ
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2012/09/21(Fri) 13:30 |   |  #[ 編集]
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