僕の別居から離婚への‥心境をそして今生きる希望を探して。
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前回も「家庭で押しつけがあったんじゃないの?」と質問され、具体的に話してくれと訊き返すと「聴いていない」と慌てて言い訳しました。この時も、まったく同じでした。
 妻が、女性が、暴力被害にあったと主張すれば、通ってしまうということなのかな?
「怯えているとおっしゃいましたが、京子は私になんか何ひとつ怯えてなんかいません。会社に電話して私の悪口は言う。先生はそのことを御存じですか。女房が亭主を売り飛ばす所業じゃないですか。それに、塩まけ、塩まけと怒鳴ったり、そのことだってご存知ないでしょ。逆に怯えたいのは私です」
「へえー、奥さんそんなことしたんですか」
 男性委員は少しだけニヤッと笑みを浮かべました。
「前回、先生方に勧められて沢田弁護士と会ってまいりました。原因は何ですかと訊いたら、『女』ですと明確に答えました。言葉の暴力なんて後からつけた話です」
 お父さんは、男性委員と女性委員の二人の目を交互に見ながら話しました。
「ほう、それでは、あなたは浮気はどうなんですか。したんですか、していないのですか」
「先生、私はそんなことはしていません」
「はあ? はっきり言って、一発やったとかやらないとか関係ないんだ! あなたのやっていることは、精神的にも、妻のいる男のやることかと、社会通念上判断できればそれでいいんだ!」
 男性委員は突然顔を真っ赤にして怒鳴り、お父さんを睨みつけたまま、肩で息をしていました。
 言葉の脈絡がいまいち繋がらないのは、興奮している証です。でも、意味はわかりました。
「ちょっと待ってください。社会通念上批判される行為とは、私のどのような行為をおっしゃっているんですか」
「…………」
 興奮状態を抑えるように肩で息をしたまま答えません。怒っちゃった……。
 男性委員は、お母さんが離婚調停を申し立てた『申立書』に、お父さんが不倫していると記載された具体的内容を根拠にそう罵ったのでしょう。
 でも、一発って……そんな汚い言葉で罵ることはないよね。調停委員は裁判所の非常勤職員で、報酬は税金で充当される公職でしょ。お父さんを犯罪者のように扱い、しかも、これこそが言葉の暴力で、凌辱ではないのかな。
 だって、社会通念上批判される行為だとまで断定するのであれば、その具体的内容をお父さんに訊いて、その真偽を確認してくれればいいのに。
 お父さんは、申立書に何が書かれ、何を訴えられているのかさえ知らないんだから。
 それすらしていないのに、何故、社会通念上批判される行為だと決めつけ、罵られるんだろう。

 男性委員が大きな声で怒鳴るので、女性委員は目のやり場に困り、視線をお父さんと男性委員の交互に送っていました。
 男性委員もそれに気づき、落ち着きを取り戻すように話題を変えました。
「今日は、お金のことをはっきりさせましょう」
「お金って、何のお金ですか」
「生活費ですよ。奥さんたちの」
 ゆっくりとした口調に変化し続けました。
「奥さんは、あなたが通帳を止めて、お金を下ろさせないようにしたと言っています。携帯電話も使えなくしたそうですね。そのことは間違いありませんか」
「ええ、そのとおりです」
「あなたね、何でそんなひどいことするの。お金を下ろせなければ生活に困るでしょ。あなた、そんなひどいことしなくてもいいじゃないですか?」
 ひどいこと? またです。
 ねえ、どうして事情を確認も、理解もしないうちに『ひどいこと』などと肯定するのかな。

 和也、千里、友里。調停委員さんは、本当にこうだったんだから。

 二重生活のところ、手取り給与額から二十万円も下ろされ、別に三万円の携帯電話の支払いまでしていたら、お父さんはお米も買えません。だから、お互い話をしながらやり繰りしようと手紙も書きました。
 でも、お母さんは無視。仕方なく改印して十月は十万円を送りました。そのことは前に話したね。
 調停委員は、そんな事情さえ訊こうとしない。お父さんは説明しました。
 説明中、男性委員はペーパーに目を落としていて、お父さんの話を聴いているのかどうかわからなかったけど、何を見ているのかと思って、テーブルに置かれたそのペーパーを覗きこむと、レポート用紙の紙一枚に、手書きで、電気代、上下水道代や食費、洋服代、交通費、通信費など十八万円と書いてあり、その金額の根拠となる証憑書類も添付されていない、金額を積み重ねてあるだけの単純な計算書でした。
 これは、お母さんが提出したものです。
 お父さんは、この日の調停で、生活費の話になることさえも知らないのに……。
 だから、何の準備もしていませんでした。
「じゃあ、毎月どのくらい出せるんですか」
 男性委員は具体的金額を質問しました。
「当面は十万円です」
「十万ですか。うぅーん。田中さん『内緒』の話、『どうしても、もう少し出せ』となったらどのくらい出せます?」
「…………」



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【2012/09/21 20:58】 | 感謝の言葉とお知らせ
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