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子の引渡しの審判

1. 概要

 離婚後,親権者として養育していた子どもを親権者でない父又は母が連れ去ってしまったというような場合に,その子どもを取り戻すためなどに家庭裁判所に調停又は審判の申立てをすることができます(親権者でない者が,親権者に対して子どもの引渡しを求めるためには,原則として親権者変更の申立てを併せて行う必要があります。)。調停手続を利用する場合には,子の監護に関する処分(子の引渡し)調停事件として申し立てます。
 なお,この手続は,離婚前であっても,両親が別居中で子どもの引渡しについての話合いがまとまらない場合や話し合いができない場合に,利用することができます。ただし,この場合は,原則として,子の監護者の指定の申立てもする必要があります。
 子の引渡しは,子どもにとっては生活の場所が変わることを意味しますから,生活の場の変化が子の健全な成長に悪影響を与えないよう留意する必要があります。調停手続では,子どもの年齢,性別,性格,就学の有無,生活環境等を考えて,子どもに精神的な負担をかけることのないように十分配慮して,子どもの意向を尊重した取決めができるように,話合いが進められます。また,子の引渡しの取決めに際しては,子の引渡しを行う際に父母が注意する必要のある事項について裁判所側から助言したりします。
 なお,話合いがまとまらず調停が不成立になった場合には自動的に審判手続が開始され,裁判官が,一切の事情を考慮して,審判をすることになります。
 また,子どもに差し迫った危険がある場合など,今の状態を放置していたのでは調停・審判による紛争の解決を図ることが困難になる場合には,審判の申立てのほかに保全処分の申立てをしていただくことにより,家庭裁判所は,申立人に子どもを仮に引き渡すように命ずる処分(保全処分)についての判断をすることができます。


記憶より記録(去年の今日)夏休みかー



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【2013/07/25 21:00】 | 離婚日記
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